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情報格差 現地発マスコミもどきの功罪
- 2016/6/30
- 浅野哲のマカオ&アジアレポート
世界各国 日本人経営 ミニコミ誌 フリーペーパー 新聞もどきがある
特に アセアン 個人経営でありながら あたかも 日本の新聞社のごとき打ち出し 多々ある
それらの新聞もどきは 海外ニュース 現地新聞を まるまる 翻訳して載せるだけ
現地調査 自社調査 自社インタビューしている訳ではない
しかし 日本人は 日本語で書かれているので それらの情報 一番簡単に手に入り 信じがち
過日 マカオ 某カジノに ミニマムベット 0.05香港ドル(日本円換算 約0.66円)
のスロットマシンが 増設されたとの記事があった
結果 ギャラクシー全体の スロットマシンは 3400台になり
今後顧客の誘致に貢献する 書いてあった
現地を週一で 見ているものとしては
カジノ平場 スペース(箱もの) 拡張したのはいいが 戦略的に 使う道が未確定 空きスペース多々
そこで 開けておくのは バランスが悪く 設置した と考える
ハードは金を出せば買えるが ソフトは金では買えない そこが 面白い
過日 スタジオシティが VIP開業を考えているとの ワールドニュースがあった
当然だろう VIP売り上げが落ちたと言っても 有象無象のVIPが消えただけで
大手は しっかりと 運営しているし 新たな道も探っている
新参者 パイオニア フロンティアの当社VIPも苦戦しているが 道は開ける
日々 動き 日々 話し 日々 改善していれば 道は開ける
現在 コタイ地区で リスボアパレス 建設中だが
マカオ半島 グランドリスボアも 日々 改善中
2階の エスカレーターを降りた場所は バカラテーブルが すべてシックボーに変わった
顧客層の変化に応じて 戦略を変える
中國人の好きな シックボーに変えるカジノもあれば 西欧人の好きなスロットを広げるカジノもある
どこが 勝ち残るのか 踊り場に発つ 澳門
カジノだけではない 澳門 飲食 物販 イベント 面白くて仕方がない
歴史の分岐点に 出くわし 時の流れを楽しみ 日々之戦い