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マカオ コタイ 新スキーム テト
- 2017/1/23
- 浅野哲のマカオ&アジアレポート
マカオのコタイ地区及びマカオ半島では、マカオの6大カジノがそれぞれ得意のマーケティング手法で競い合ってきた。その結果カジノ無料シャトルバスはグループ内及びフェリーポートや空港間をつなぐものが主流であった。ところが、コタイ地区に限って言えばコタイの4大カジノ(SJMグループのリスボアパレスは建設中、MGMのMGMコタイは開業準備中)がそれぞれのカジノ間を繋ぐシャトルバスの運営を始めた。サンズチャイナのパリジャンは現時点ではこのシャトルバスには参加していないが、、。

コタイカジノの共同無料シャトルバス 運行開始 その意味は!?
また、マカオ半島の各場所にもスタジオシティやCODそしてウイン等のコタイの自社のカジノホテルへ繋ぐシャトルバスのベースも誕生している。
すぐ目の前にはエンペラーカジノホテルがあるが、一切気にしていないようだ。
しかしながら、それらの営業努力にもかかわらず、現時点ではMCEのスタジオシティやCODが賑わっているとは見えない。
バットマンショー 入場者の列を見ることは殆どない。
マジックショーもしかり
私などは好きだが、おしゃれなレストランバーに席を持つ中国人ゲストもいない。
マーケティングと顧客の嗜好にミスマッチを感じてならない。
今後のコタイ地区の巡回シャトルバスの効果がどう出るのか見守っていきたいし、自分のカジノビジネスの参考にもしていきたい。